結局「アレ」どうしたの? 直したの?
と、数人のお客様に尋ねられました。
あんまり掘り下げたくない理由は多々ありますが
結果、キリの良いところで割り切り
復活いたしました。
P.S.
とりあえず、適当に直してくれたら良いから。。。
今回はお受けした私にも責任がございますが、
今後一切こういう案件はお断りです。
メルセデスベンツ
こちらは当時、地デジもバックカメラも設定が無かった車両になります。
後付けの用品でAVインターフェイス/地デジチューナー/バックカメラを装着している模様
インターフェイスを介して映像を入力し音声はAUXに入力する方法です。
車両のCAN信号を受けリバース時はカメラ映像が割り込みます。
この度、地デジとバックカメラの映像が映らなくなり
純正モニターはそれ以外ナビ等の表示も全てがブラックアウト
取り付けを行ったショップは不明
という不具合と状況で
修理の依頼をお受けすることになりました。
当時はコンスタントに同様の施工をさせていただいておりましたので
システムも車種ごとの大体の配置も把握しています。
他の取り付け店様もメルセデスの場合は助手席の足元前方がユニット類を配置する
定位置となっているハズ
まずは各ユニットを探ることにしました。
画像はフロアマットとグローブボックスを取り外した直後です。
決して作業途中は写したのものでは無いです!
まぁ、呆れましたわ
ギボシのオス.メスが逆だし
ETC車載機の常時電源(1A)はブロアモーターの電源から取ってるし
4本のアンテナコードのうち
2本はエアコンユニットのフラップに咥えられているし
残りの2本は途中で繋いであるし
センターコンソールの隙間からインターフェイスは落ちてくるし
隙間に無理矢理突っ込んだせいか基盤側は凹んでるし
とりあえず配線カプラーを純正状態に戻すとディスプレイは復帰しました。
インターフェイスのラベルに製造年月日2017/3/12と記載されています。
なので、取り付けはそれ以降でしょ
2年も経たないうちに壊れています。
じゃなくて、壊しています!
はい、
マイナスからのスタートです。
さて、
どこまで戻れば良いのでしょうか!?
事前準備は左ドアを2時間程度日向ぼっこ
毎回緊張します。
スマートのドアパネル脱着
パワーウインドが不動
原因はウインドレギュレーター
交換するにあたってスマートの場合アウターパネルを外すのがルール
樹脂製の成形パネル面を両手で凹ませ微妙に伸びたストロークで上辺の掛かりを外す。。。(><)
パネル全体を下側にスライドさせて取り外してから内張りが外せます。
冬場は一点に無理な力をかけると割れることが有ります。
フレームをむき出しにすれば交換作業も楽なものです。
レギュレーターをリベット留めして完了いたしました。
復元は逆の手順で…
最後も両手でパネル面を凹ませ伸びたストロークで上辺をフレーム溝に引っ掛けて終了です。
定番のスーパーナイトモデル
ご夫婦で装着させていただきました。
で、ここで余談話を一つ ^^
赤色点灯信号は…
『止まれ』です。
赤色点滅信号は…
一旦停止後安全を確認次第
『進め』です。
今更ではございますが、
以下、ドラレコ比較.comの文面を抜粋
あまり知られてはいませんが、LED信号機の灯火は目に見えない速さで点滅を繰り返しています。その点滅回数は東日本が1秒間に100回、西日本が1秒間で 120回というスピードです。ドライブレコーダーの映像は映画フィルムやパラパラ漫画のように1枚1枚撮影された静止画を連続上映することにより動いて見えています。
これは電力の周波数(東日本が50Hz、西日本が60Hz)が影響しているからなのですが、あまりに速い速度で点滅しているため人の目では残像効果から終始点灯しているように見えているわけです。
そして、1秒間に撮影する静止画の枚数を「フレームレート」と言い、1秒間で30カット撮影するカメラを「30fps」、1秒間で20カット撮影するカメラを「20fps」と表します。
先程説明したようにLED信号機の灯火は目にはわからない速度で点滅を繰り返しています。一方、ドライブレコーダーも1秒間に数十枚の静止画を撮影しているわけです。多くのドライブレコーダーの撮影周期は1秒間に30枚(30fps)、西日本のLED信号機の周波数は60Hz(120回の点滅)とフレームレートの倍数になっているため、一度周期が重なってしまうと「信号機の灯火が停電のようにずっと真っ暗」という状態になってしまうことがあるのです。
ということで、
電源周波数と干渉しにくい27.5fpsというフレームレートがLED信号対策です!
ありがとうございました m(__)m
デイタイムランニングランプ
2016年秋の保安基準改正で国内でも認可になりました。
現在のヨーロッパ車はほとんどがデフォで点灯していて
逆にオフにすることが出来ない車種もあるようです。
国産車のデイライトは減光された仕様で正式は『その他の灯火』装飾ランプです。
こちら、2014モデル S-line
2度目の車検整備を機にコーディングでデイライト化のご用命でした。
元々、機能は持っている車両
MMIのCarメニューにDRL項目を追加
オン/オフ出来ます。
点灯時の光量は50%に設定
ウインカー点滅側はさらに減光するようにしました。
モデル別の覚え書きデーターリストを片手にサクサクっと完了。
なんか懐かしい作業 ^^
6~7年前は定番メニューでした。
ありがとうございました m(__)m